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2026.03.17就労継続支援B型とは?サービス内容や特徴をわかりやすく解説

就労継続支援B型は、障害や病気などの理由で一般企業での就労が難しい方に、無理のないペースで“働く場”を提供する福祉サービスです。決まった雇用契約がなく、自分の体調や状況に合わせて通所や作業ができるのが大きな特徴。作業スキルや社会性を身につけながら、生活リズムも整えられ、専門スタッフのサポートや相談も受けられます。無理なく社会と関わりたい方や、次のステップを考えたい方に最適なサービスです。

就労継続支援B型とはどのようなサービスですか?

就労継続支援B型の基本的な概要

就労継続支援B型は、障害や難病などの理由で一般就労が難しい方に対し、“働く場”を提供しながら、生活リズムや社会性、作業能力を身につけてもらう福祉サービスです。

主に精神障害、知的障害、発達障害、身体障害などがある方、あるいは難病で継続的な働き方が難しい方が対象となっています。

「B型」と「A型」という2種類の就労継続支援があり、B型は雇用契約を結ばずに自分のペースで通所できる点が大きな特徴です。

A型は雇用契約を結び、最低賃金が保証されるのに対し、B型は自分の体調や能力に合わせて“工賃”と呼ばれる収入を得つつ、無理なく働くことができます。

就労継続支援B型のサービス内容

就労継続支援B型が提供しているサービスは、「働く場の提供」にとどまらず、様々な支援やサポートが充実している点が魅力です。

以下のような内容が主となります。

  • 簡単な作業や軽作業を通じて作業スキルや社会性を養う
  • 体調やその日の状態に合わせて柔軟に作業時間や内容を調整できる
  • 生活支援や相談支援、日常生活のアドバイスを受けることができる
  • 健康管理や生活習慣作りのサポートが受けられる
  • 将来的な就労移行(A型や一般就労)に向けて、本人の希望や状況に応じた個別支援計画を作成してもらえる

主な作業の内容は、内職(封入作業、箱詰め、シール貼り)、クリーニングや清掃作業、パンやお菓子作り、農作業、パソコン業務(データ入力など)、商品の包装・販売など多岐にわたります。

施設によって内容は異なり、最近ではIT関連やクラフトワークなど新しい分野にも広がっています。

利用対象となる人

就労継続支援B型を利用できる人は、障害者手帳を持っている方が中心ですが、医師の診断があれば手帳がなくても利用できる場合もあります。

原則として18歳以上ですが、特例で15歳~17歳でも相談次第で利用可能なケースも存在します。

主に以下のようなケースで利用が検討されます。

  • 体調や障害の特性から「毎日決まった時間に働く」のが難しい
  • 一般企業などへの就職が現時点では難しい
  • 生活リズムや社会参加の場が欲しい・自信を回復したい
  • 再就職や社会復帰に向けてステップを踏みたい

就労継続支援B型を利用するメリット

就労継続支援B型には、単なる作業の場というだけでなく、様々なメリットがあります。

  • 自分の体調や状態を第一に考えながら、無理なく「働く」という経験ができる
  • 生活リズムの安定や社会的なつながりが生まれやすい
  • スタッフによるきめ細やかなサポートや相談支援が受けられる
  • 得意な分野や将来の目標を見つけるための“気づき”の機会が多い
  • 「工賃」という形で、ごくわずかでも収入を得られることで自信や達成感につながる

また、日常生活で困っていることや不安なこと、将来のことについてもスタッフや支援者に相談できるため、「ひとりで悩まずに済む」安心感があります。

工賃とは?

収入のイメージ

B型事業所で得られる報酬は、一般的な「給料」ではなく「工賃」と呼ばれています。

これは、雇用契約ではなく“作業の対価”として施設が独自に支払うもので、金額は事業所や作業内容によって異なります。

全国平均では、月額1万円~1万8,000円前後となっており、決して多いとは言えません。

ですが、「体調が不安定でも自分のペースで働ける」「働いた分に応じて工賃が貰える」ということがモチベーションとなっている方も多くいます。

なお、作業日数や作業時間が短い場合は、工賃も低くなります。

利用者の負担を考慮して、制度上、B型事業所の利用料も多くは公費でまかなわれ、自己負担が発生しないことも一般的です。

就労移行支援との違い

「就労移行支援」は一般就労を目指して2年間限定で利用できるサービスで、より厳密に就職に向けたスキル研修や実習が用意されています。

一方、就労継続支援B型は「期限が定められていない」ため、焦らず自分に合ったペースで利用できます。

もちろん、B型利用者が「A型や一般就労に進みたい」と希望すれば、移行への支援も受けることが可能です。

そのため、B型は“就職への準備の場”としても、“自分のペースで無理なく社会参加する場”としても利用できる柔軟なサービスとなっています。

利用までの流れ

就労継続支援B型を利用するには、市区町村の障害福祉窓口や相談支援事業所に相談し、サービス利用のための「受給者証」を申請します。

手続きの流れは以下の通りです。

  1. 相談支援や市役所の窓口、または医療機関の相談で利用を提案される
  2. サービス利用計画の作成や見学、体験が行われる
  3. 利用する場合は「障害福祉サービス受給者証」を申請・取得
  4. 事業所と契約し、利用開始

実際に利用してみて「合わなかった」と感じた場合、他の事業所への移動も可能です。

体験利用も随時行われているため、安心してステップを踏める仕組みになっています。

まとめ

就労継続支援B型は、それぞれの事情やペースに合わせて、社会参加や働く経験を積む大切な福祉サービスです。

さまざまな生きづらさを抱えた人たちが、一歩ずつ自分なりの「働く」を見つけ、安心して社会とつながり続けるための大事な場となっています。

作業や人間関係を通じて少しずつ自信を取り戻し、「自分らしい生活」や「将来の可能性」を見つけるきっかけにもなるため、気になる方や検討している方は、ぜひ一度見学や相談に訪れてみてはいかがでしょうか。

最後に

就労継続支援B型は、障害や難病のある方が一般就労が難しい場合に、働く場と様々な生活支援を提供する福祉サービスです。
雇用契約は結ばず、利用者は自身の状態やペースに合わせ軽作業などを行い、工賃を得ながら社会性や作業能力を高めることができます。
生活支援や健康管理のサポートも充実し、将来的な就労へのステップアップも目指せます。
主な対象は障害者手帳や医師の診断のある方です。

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